イタリアンレザーの奥深さに感激
昨日自宅のテレビでドラマを見ていたら、日本製の革製品メーカーの革財布を俳優が使っていました。
そのメーカーの革財布は、ヨーロッパの革素材、特にイタリアのオイルドレザーを使い、一目でわかる仕上がりだったのですぐにわかりました。
イタリアの革は、持つだけでその何とも言えない深い味わいに包まれます。
これは何世紀にも渡って作られてきた伝統と、イタリアの風土が生み出す穏やかで温かいタンナーたちのこだわりや信念だと思います。
特にミネルバボックスのこだわりが凄くて、独特のしっとりとした素材感は、革らしい温かさが伝わってきます。
素材の持ち味を引き出すって、難しいことだと思います。
素材とタンナーの対話のような作業がその奥にあるような気がしてなりません。
イタリアの革素材は、何世紀にも渡る素材と作り手の対話の産物なのかもしれません。
そう思うとイタリアンレザーの奥深さに感激してしまいます。